事業所番号1374202404
独立型の居宅介護支援事業所 ケアプランそら 
〒182-0005
東京都調布市東つつじヶ丘2-15-10 グリーンリーフ103  
電話:03-6909-0423
 FAX:03-6909-0424 
e-mail:sora0707★mountain.ocn.ne.jp(★を@に変更して送信してください。)
プロフィール 手 順 よくあるご質問 アクセス
  介 護 ア レ コ レ


夏休み、どうお過ごしでしたか?
まかせてさんのお宅は田舎へ帰省されたようですが……。
  お〜〜い!ワシを忘れて行くなよ  
 
お盆をするために、今日から食料をどっさり持って、息子と田舎に長逗留してくるんだわ。
普段は空き家にしとるもんで、風通しと虫の残骸の掃除から始めないかんけど、朝晩は涼しいし、冷泉を湧かしとるでお湯はツルツル、お肌もスベスベ。
それに蕗、蕨、梅、柿、栗‥
いろいろ採れるんだがね。

あ、息子が迎えに来たから、それじゃ行ってくるわ。

(お〜〜い!ワシを忘れて行くなよ。旦那様であるぞ。ワシがどこの世にいようとほったらかしだなあ、お前ってヤツは。いったい何しに行くのやら)

苦楽を共に過ごしてきた2DKにポツンと残された位牌が一柱、呟いておりましたとさ。

さて、皆さんのお宅ではいかがでしょうか。
昔は、縁起が悪いとも言われていましたが、最近は、お墓の移動が年々増加してるようです。
「お墓があるところは遠くてお参りに行けないから」、
「後継ぎがなくなった墓の遺骨を親戚のお墓に入れたい」
「親族の墓が複数の場所にあり、1つにまとめたい」
など理由はさまざまですが、計画的に行えばさほど難しいものではありません。

一番に行うのは、墓石や墓地を管理している寺院や霊園に連絡をすることです。
お墓は、どこにでも建てられるわけではなく、国に認められた墓地にのみ建立ができます。
おおまかな手続きは次のとおりですが、費用も時間もかかりますので、関係するところに良く相談して、計画的にすすめることが大切です。


1 「新しいお墓」「納骨堂」「合祀墓」など、次に納骨する先を決めます。

2 新しいお墓への受け入れ証明書や権利書(永代使用承認証)が必要になるので、新しいお墓の管理者へ必要書類をお願いしておきます。

3 新しくお墓を建てる場合は業者と打ち合わせをします

4 古いお墓が建っている霊園・墓地の管理者に移したい旨お伝えします。

5 古いお墓が建っている住所の役所で「改葬許可証」を発行してもらいます。この書類は新しいお墓に納骨するために必須の重要なものです。 管轄の自治体へ改葬許可申請をしましょう。自治体によって申請手順が異なる場合があるため、お住まいの自治体のHPを確認したり、電話で確認したりしておくのがおすすめです。

6 改葬許可証が取得できたら、新しいお墓を建てる寺院や霊園の管理者に認印をもらいます。

7 墓じまいを行います。墓じまいとは、具体的に古いお墓から遺骨を取り出す一連の作業です。
 遺骨の取り出しに際しては、僧侶に御魂抜きを依頼することが一般的でしょう。僧侶への御魂抜きを依頼する平均費用としては約1~5万円が相場らしいです。「お墓ごと新しい墓地へ引っ越しするのか」「古いお墓を処分するのか」で業者への依頼内容は変わりますが、最終的に古い墓石をすべて撤去かつ、更地にして管理人へ返還が必要です。

8 新しいお墓では、一般的に僧侶に開眼供養をお願いします。費用は、御魂抜きと同程度ですが、地域や宗派によっても異なります。開眼供養が終わりましたら、納骨を行います。