「商品名(販売名)」とは、製薬会社がつけた薬の名前で、薬の商品の名前です。「一般名(薬物名)」とは違います。薬価基準に収載されている名称は、「商品名」です。
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独立型の居宅介護支援事業所 ケアプランそら |
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カタカナの名称が覚えにくいということはありませんか? 植物、食品、それから薬も…… |
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新薬は、(先発医薬品)は、長い研究開発期間をかけて成分の有効性・安全性が確認されてから、国の承認を受けて発売されます。 「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」は、新薬(先発医薬品)の特許が切れた後に製造・販売される、「先発医薬品と同じ有効成分を同量含んでおり、(先発医薬品と)同等の効き目がある」と国の承認を受けて認められた医薬品です。 ★ 先発医薬品に比べて薬の値段が5割程度、中にはそれ以上安くなるものもあるため、一人ひとりの自己負担や国民医療費の抑制にもつながります。 ★ 効能や効果・用法・用量は基本的に変わりなく、製品によっては、先発医薬品よりも飲みやすくなるように薬の大きさや味、においの改良や、湿気や光に弱いなどの品質面の改善による保存性の向上など、よりよく工夫されたものもあります。 などの次の理由で厚生労働省は、ジェネリックを勧めています。 さて、薬の名前が気になりますね。 調べたところ、ひとつの薬には、化合物名、成分名、一般名(薬物名)、商品名(販売名)、4つの名前があるそうです。 これをアレグラにあてはめてみると ★ 化合物名: (RS)-2-[4-[1-ヒドロキシ-4-[4-(ヒドロキシ-ジフェニル-メチル)-1-ピペリジル]ブチル]フェニル]-2-メチル-プロピオン酸 薬の中に入っている薬効を示す化学物質の名前が、薬の「化合物名」になります。「化合物名」というのは、その化合物に対してIUPAC命名法により決められるため、承認というのはありません。化合物そのままの名前です。 ★ 成分名:フェキソフェナジン塩酸塩 「成分名」は、その字のとおりで成分の名前のことです。 ★ 一般名(薬物名): フェキソフェナジン塩酸塩 研究開発して生まれた薬について、WHOに申請し、認められたものが「一般名(薬物名)」になります。「一般名(薬物名)」は、化合物名をもとにしているものもあります。 ★ 商品名(販売名) :アレグラ 「商品名(販売名)」とは、製薬会社がつけた薬の名前で、薬の商品の名前です。「一般名(薬物名)」とは違います。薬価基準に収載されている名称は、「商品名」です。
アレグラは、アレルギーとアレグロ(速い)をかけたもの。アレルギーに速く効くというイメージという話ですが、ほんとかな。 一部のジェネリック医薬品はメーカーごとに商品名が違うため紛らわしくなっていますが、現在は厚生労働省より、ジェネリック医薬品の名称は「一般名+剤形(錠剤、カプセル剤など)+含量+会社名」に統一するとの通達が出されています。 エッセイの先生は「同じ会社…」とおっしゃってますが、同じ会社以外にもいろんな製薬会社からジェネリックが出ています。 余談ですが 「ムヒ」 というかゆみ止めはご存知ですか? 比べるものがないほどすぐれた効き目の商品という意味を込めてつけられた名前。唯一無比、天下無比が語源 だそうです。 便秘の時に飲む「コーラック」の名前の由来、溜まっていたものを出した後、楽になることから「後楽」、それをもじって「コーラック」となったそうです ... 他にも駄洒落のようなネーミングがありますよ。 |