事業所番号1374202404
独立型の居宅介護支援事業所 ケアプランそら 
〒182-0005
東京都調布市東つつじヶ丘2-15-10 グリーンリーフ103  
電話:03-6909-0423
 FAX:03-6909-0424 
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日本は、世界の中でも特に地震の多い国です。
外国では、地震を体験したことのない方も多く、ちょっと揺れただけでも世界が終わるのかとびっくりされるという話を聞いたことがあります。
2011年3月11日午後2時46分
三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の巨大地震が発生しました。覚えていらっしゃる方も多いと思いますが、東京でも震度4~5弱とても大きな揺れを感じました。
建物が壊れたり地盤が崩れたり、火事の被害もありました。
交通機関がストップしたり、停電になったり、生活用品が品不足。
そうそう、薬品の製造元が地震被害で製造中止。薬品不足も起こりましたね。
携帯電話も使えず、ご家族や親しい方と連絡がとれなかったり、それぞれ困った経験をされたと思います。
高齢者、中でも要介護者や認知症の方は、避難場所での環境変化やストレスにより症状が悪化することもあります。
経験を生かし、情報を集めて、高齢者の状況や生活を踏まえたうえで、災害に備えていきたいものです。災害時の「これぐらいなら大丈夫」は危険です。防災の知識をたくわえ、自分の命は自分で守りましょう。
今、できることを下記にまとめてみました。
次回は、地震が来た!その時の行動を考えてみたいと思います。

地震の備え(1今できること)
自宅を安全な場所にする!

揺れた時のことを想像して、家の外まわりや部屋の中を見回してみましょう。
棚や家具が倒れて,下敷きになったり、通路を塞ぎませんか?
物が落ちて、怪我したり割れたりする物はありませんか?
出入口や通路に物があって通路のじゃまになっていませんか?
物が多ければ多いほど、災害時に落下や火災、通路を塞ぐなどの危険が増えます。

家具等はL字金具や突っ張り棒で固定する
重い物や割れ物は、地面に近いところに置く
不要な物はあらかじめ捨てておく


かといって、無理な作業で怪我などなさいませんよう。
不安な事は身近な方かケアマネージャに相談してください。
避難の準備


調布市ホームページ
も参考にしてください
浸水や、建物が壊れたり、避難しなければならない状況も想定しておきましょう。 避難先は、市の窓口で配布している防災マップ等でわかります。(ホームページにも掲載されています)
高齢者は足腰が弱っていることが多く避難に時間がかかります。車いすや杖等が必用なこともありますね。
避難場所はどこ?距離は?車椅子通れる?段差は?
何を持って行こう?薬はあるか?

「指定避難場所」を確認する
実際に避難場所まで移動してみる
非常用持出品は、両手が使えるようにリュックやショルダーバッグまとめる
避難行動要支援者名簿への登録調布市

災害時にひとりで避難が難しい人は、「避難行動要支援者名簿」に登録する方法があります。
避難行動要支援者名簿は、警察や消防などに提供され、災害時の安否確認や避難支援などに役立てられます。
避難行動要支援者名簿の対象者は自治体によって違います。
調布市の対象者はホームページで確認できます。

こちらをクリックしてご覧ください。
地域の人との交流
避難時の誘導やサポートがあるかないかでは、精神的負担が大きく違います。普段から近所や地域の人と交流しておくと、困ったときに相談したり助け合いができます。
いきなり交流といわれてもどうしましょうと仰る方、こんにちわと一言ご挨拶からはじめましょ。

散歩、ひなたぼっこ
地域の催し物に参加
草むしり、植木の手入道路清掃
 防災訓練参加
災害にあった時に、慌てず冷静に行動できるように、防災についての知識をたかめましょう。
防災訓練はとても良いチャンスです。

備蓄品や、簡易トイレ、防災用品がわかる
消火器の使い方がわかる
地域の人と交流できる
災害時どうするか
話し合い
災害にあったときどうするかという事を、ご家族、親しい方、担当のケアマネジャー と話し合っておきましょう
災害にあった方の体験談などを参考にするのも大切なことです。ふとした瞬間に思い出して、役にたつかもしれません。

誰がどんな行動をとるのか役割分担
安否確認の方法や集合場所
避難場所、避難経路の確認
火災予防
そのほか心配なこと

 医療機器の点検等

電動車椅子や、電動ベッド、人工呼吸器など医療機器等を使っている場合、災害の時どうなるかを考えておきましょう。
避難しなければならないときは?
停電になったら?
医療機関が被害にあったら?

医療機器は定期的に点検
手動で動かす方法などを把握
バッテリー使用は、残量を確認し、予備も確保
毎日飲む薬は少し多めに手元に保管