事業所番号1374202404 |
独立型の居宅介護支援事業所 ケアプランそら |
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尾籠な話で恐縮ですが……
次のエッセイ意味おわかりになったあなたは経験者でしょうか。 |
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高齢者のお通じお悩みないでしょうか?高齢になると便秘になりやすいのです。
その原因は 〇加齢に伴う筋力の衰え 腹筋が弱いからなかなかスムーズにお通じができなくなります。 肛門括約筋なども弱ってくるので、硬い便で傷つきやすく、いったん傷がつくと排便が怖くなり無意識に排便を避けてしまうようなケースもあります。 〇腸の動きが悪くなる 血液やリンパの流れが滞りがちで、おなかの内臓周りの温度も下がり腸の動きが悪くなります。 腸自体の機能も低下して、便を押し出す動きが鈍くなり、便を形成する動きが遅くなったりもします。 〇食事量が少なくなる 腸の中で便が形成されにくくなり、排便が難しくなります。 〇水分摂取が少ない 頻尿、尿もれを気にしたり、飲むのを忘れたりで水分摂取量が少なくなります。 水分量が少ないと腸で便の水分が吸い取られ、コロコロの硬い便になります。 〇おなかにたまったガスを排出することが遅くなる 悪玉菌が増える原因となってしまいます。 〇神経伝達もうまくいかなくなってくる 便が肛門付近まで下りてきても、排便を促す指令が出ずに便をそのままためてしまうこともあります。 便秘を防ぐためには 〇生活のリズムを整える できるだけ決まった時間に寝て起きる。 決まった時間に3食食べる。 決まった時間に便意はなくともトイレに行き座る 〇水分補給。 水・お茶・白湯、スポーツドリンクを薄めたものなど。時間を決めてチェックをしながら水分補給をしましょう。朝起きて1番に暖かい白湯ゆを飲むことはとても有効です。 〇乳酸菌の摂取 腸の中の善玉菌を増やします。 乳酸菌は、乳製品だけに含まれているわけではなくぬか漬けやみそ、キムチなど発酵食品にも多く含まれています。 〇食物繊維の摂取 海藻類や野菜類に含まれている水溶性食物繊維は、腸内の善玉菌を増やす効果があり、お腹の中でゲル状の柔らかい便を作ります。大豆、イモ類、ごぼうなどの根菜類や、きのこ類、穀物など不溶性食物繊維は、腸内で水分を吸収してふくらみ、便のカサを増やして、腸のぜん動運動(内容物を運ぶ動き)を活発化させ、便通を促進します。 〇運動 歩くと、筋力が弱まるのを防ぐことができ、体内の温度を上げて腸を動かすよう促します。 〇 腸を動かすマッサージ あおむけに寝た状態で温めたタオルなどをおなかにあてて、おへそを中心に時計回りにぐるぐる回しながらマッサージします。 それでも効果が現れなければ 早めにお医者さんに相談して、お薬などを処方しましょう。飲んでいるお薬の影響で便秘になることもありますので、それも合わせて相談してみましょう。 |